Career Design
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PLAYERS-先輩社員に聞きました PLEASURE-仕事のやりがい
仕事のやりがい
営業系:海外部
各国のジュエリー生産・デザインの特徴を調査しながら、営業活動をしています。

私の担当エリアは、ヨーロッパ全域、南北アメリカ、オセアニア地域と、とても広域に渡ります。国で挙げると、ヨーロッパは西側のポルトガルから東側のトルコや東欧諸国まで、北米のアメリカ・カナダ、中南米のメキシコ・ブラジル、そしてオーストラリアなど…。数え切れないほどの国々に出張し、各国のジュエリー生産・デザインの特徴を調査しながら、営業活動をしています。

海外出張の期間は、1回で1週間から長い時は1ヵ月くらい。年間250日ほどは国外にいます。1度出張に出ると何ヵ国も回るので、移動がとても大変です。

例えば、日本から24時間かけてブラジルに行き数日間滞在し、そこから北米や欧州に向かうこともある。気候や時差にも苦労します。真夏の国から、真冬の国へ。気温40℃から、マイナス20℃へなど・・・。

昨年は、「世界一周チケット」を駆使し、10周ほど回りました。当社の海外営業としてこの仕事をするようになって、初めて「地球が丸い」ということを、身を持って実感しました(笑)。
長期出張では移動は確かに大変ですが、より効率の良いルートを決めてスケジュールを組むことにも、随分慣れました。

海外のお客様と心を通わせて話をできるようになる為には?

私たちのお客様が製造するジュエリーは、その土地の「空気」で育まれるものです。気候風土や文化などの様々な条件から独自のジュエリーになる。それぞれの国に特有の料理やお酒があるのとよく似ています。
日本の技術、当社の製品は優秀ですが、モノがいいから売れるとは限らない。人がいて文化があるからこそ売れるのだと、私は思います。

しかし、国や文化や宗教観の違う人たちと心を通わせて話せるようになるには、時間がかかります。
製品や自分のことを話し始める前に、まず相手を理解することが大事。それには、ビジネスだけでなく、相手の国の歴史やバックグラウンドを理解する必要があります。

私は、出張中には必ず現地の料理とお酒で食事をするようにしています。自然に話題は歴史やお酒の話が主になるので、お互いの理解を深めるのに一役買っています。

その他にも、その国の歴史の本を読んだり、出張の際には出来る限り時間を作って旧所名跡を回り、その土地の「空気」を肌で感じるようにしています。
また、現地の言葉で会話ができるよう、英語以外の語学も勉強中です。

海外営業をしていて感じることは、市場は無限であるということ。

私は各地域の販売代理店と協力し合い、営業活動を行っています。
私が現地で主に力を注ぐことは、販売代理店への情報提供、効率化の提案、指導などです。
そして、ある程度道筋をつけて、現地のスタッフが自分たちの力でやって行けるようにします。
つまり私が去る時は、その道筋ができたということ。

だから、飛行機で国を離れる際は、寂しさと同時に嬉しさや充実感がこみ上げてきます。
ただ、離陸したとたんに、疲れから熟睡してしまい、起きたらすぐに、次の目的地へと頭を切り替えられるのですが(笑)。

私は、モノを売ること自体より、お客様の事業を効率化し、利益を上げてもらうことに喜びを感じます。
今後も、各地域の販売代理店とタッグを組み、お客様に満足していただける商品とサービスを提供していきたいと思います。

もうひとつ、海外営業をしていて感じることは、市場は無限であるということ。
一つの国が飽和しても、次の国を発掘して販路を広げていけば良い。今まで、数え切れないほどの国々に出張してきましたが、まだ開拓できていない国も、数え切れないほどあります。
私の旅は、これからも続いていきます。

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